2025.12.07
こんにちは、GT-Ryoです。神戸市内の自動車教習所で教習指導員及び技能検定員をしています。
起こった交通事故を整理し、その中から私たちが学べることをお伝えするシリーズです。
更新できない日もあるかもしれませんが、できるだけ毎日更新を目指します。
交通事故は他人事ではありません。この記事が、あなたの日々の安全運転のために役立つことを願っています。

今日の交通事故まとめ
以下は、今日ニュースで報道された交通事故についての“まとめ”と考察です🤔
🚗 事故一覧
- 埼玉・朝霞市:歩行中の小学生女児が車にはねられ死亡、運転の61歳男逮捕。
- 神奈川・鎌倉市:国道交差点で乗用車と自転車が衝突、自転車の男性死亡。
- 埼玉・朝霞市:小6女児が倒れた際に車が接触し死亡、運転手を現行犯逮捕。
- 鹿児島・奄美:休業日のGSで軽ワゴンが給油機に接触、酒気帯び疑いで74歳男逮捕。
- 愛媛:松山道で車3台の玉突き、2人負傷、後続も事故し一時通行止め。
- 新潟市:発車直後の路線バスと軽乗用車が衝突、乗客1人が軽傷。
- 長崎・佐世保市:踏切で車と列車が衝突、女子高生ら3人搬送、会話に夢中との証言。
- 山形・小国町:トンネル内で車2台衝突、1人意識不明。
- 神奈川・厚木市:歩行中の女性(84)が車にはねられ死亡。
- 長崎市:家族乗せた車がバイパスで横転、複数人搬送。
- 広島:酒気帯びで自転車を運転した45歳男を逮捕、車とのトラブルが端緒。
- 沖縄・宜野座村:乗用車と2人乗りバイクが正面衝突、16歳少年死亡。
- 宮城・丸森町:トラクターが追突され横転、男性が意識不明。
- 長崎・雲仙市:中学生ら19人乗せたマイクロバスと軽乗用車が衝突、3人搬送。
- 島根・松江市:高齢男性運転の軽が路上機器に衝突、助手席の妻死亡。
- 熊本・荒尾市:交差点でひき逃げ疑い、男逮捕。
- 広島市:車と自転車衝突、高校生が意識不明。
- 島根:老夫婦の軽が対向車線越え衝突、87歳妻死亡。
- 長崎:踏切で母親運転の車が列車と衝突、前方不注意を供述。
- 熊本:事故後逃走した男を逮捕、「届け出不要と思った」と供述。
- 沖縄:宜野座村で車とバイク衝突、2人意識不明。
- 福島・相馬市:バイクと乗用車衝突、49歳男性死亡。
- 佐賀:横断中の自転車の女性(75)がはねられ死亡。
- 千葉市:Uターン時に対向車へ衝突し逃走、ひき逃げ疑いで男逮捕。
- 広島:高校生自転車が車と衝突し重体、信号機なし交差点。
- 茨城:無免許で男性をはね死なせた疑い、27歳男逮捕。
- 長崎:マイクロバスと軽が正面衝突、3人搬送。
- 兵庫:踏切で線路内の女性が列車にはねられ死亡。
- 熊本:ひき逃げ疑いで34歳男逮捕。
- 埼玉:大型ダンプ左折時に自転車男性死亡、運転手逮捕。
- 長崎:国道でマイクロバスと車が正面衝突、中学生ら20人乗車。
- 福島:飲酒運転疑いで男逮捕、ふらつき走行から発覚。
- 長崎:松浦鉄道の列車と車が衝突、3人搬送、会話に夢中と証言。
- 東京:事故防止呼びかけ、年末に死亡事故増加の傾向。
- 愛知・岡崎市:横断中の自転車男性(78)が車と衝突し重体。
- 広島・福山市:車がタクシーに衝突、はずみで店舗へ突入、3人搬送。
- 福島:バイクと乗用車衝突、49歳男性死亡。
- 栃木:日光市で車が正面衝突、男子専門学生死亡。
- 愛知:無免許・飲酒疑いの18歳が逃走中に単独事故。
- 熊本:男子高校生バイクが車と衝突し重体。
- 長崎・佐世保:列車と車が衝突、3人搬送、命に別条なし。
📊 事故の分類と統計
- 歩行者事故:7件
- 自転車事故:6件
- バイク事故:6件
- 玉突き・多重衝突:2件
- 高齢運転関連:4件
- 飲酒・酒気帯び:6件
- 踏切事故:4件
- 横転・単独事故:3件
- ひき逃げ:4件
✨ 今日の学び
⚠️ 歩行者の見落としを防ぐ「停止線での完全停止」
歩行者事故の多くは「見えたつもり」で進んだ瞬間に起きます。停止線で一度しっかり止まることで、横断者の動きや死角を丁寧に確認できます。特に子どもや高齢者は動きが予測しにくいため、少し待つだけで事故を防げます。夜間や雨の日は影が見えにくくなるので、ライトを早めに点け視線を広く保つ工夫も大切です。
🌙 会話・ながら運転を断つ「操作前に一呼吸」
運転中の会話や操作への気の取られ方は、自分が思う以上に注意力を奪います。踏切内での衝突例のように、少しの油断が大きな事故につながります。走行前に「今は運転に集中する」と一呼吸置くことで、不要な会話や操作を控えられます。家族同乗時もルールを共有し、視線を前へ固定する習慣が安全を守ります。
👴 高齢運転は「速度控えめ」と「早めの判断」で補う
高齢になると、反応速度や視野の狭まりが自然に起こります。変圧器への衝突や車線逸脱の事故では、迷った瞬間の判断遅れが原因になることがあります。速度を抑え、曲がる・止まる動作を早めに準備することで安全余裕が生まれます。家族が同乗する際は声かけでサポートし、無理のない時間帯を選ぶなど環境づくりも大切です。
👀 自転車との交差点は「いったん減速」で衝突を防ぐ
自転車は車より小さく、接近に気づきにくい特徴があります。信号機のない交差点で高校生が重体となった例のように、速度を落とすだけで事故の確率は大きく下がります。自転車側も進路を変えやすいため、相手の動きを予測しながら「止まれる速度」に調整することが重要です。左右確認を広めにし、夜間は特に慎重さを意識しましょう。
⛔ 飲酒・酒気帯びは「少量でも運転しない」を徹底する
飲酒による判断力低下は自覚しづらく、「少しだけなら」と思った瞬間に危険が始まります。追突やふらつき走行が通報の端緒となった例からも、周囲への影響は大きいとわかります。帰宅手段を事前に決め、飲んだら必ず運転を避ける仕組みを作ることが大切です。家族や仲間と互いに声をかけ合い、無理を止める環境が安全を守ります。
📝 明日やるべき安全運転
- 🚓 停止線で必ず完全停止し、歩行者の動きを確認する。
- 👀 運転中の会話や操作を控え、前方へ視線を固定する。
- 👴 高齢者運転時は速度を下げ、早めの判断で余裕を確保する。
- 🚲 交差点では自転車を想定し、必ず減速して左右を広く見る。
- 🍺 飲酒予定時は代行や公共交通を決め、運転しない選択を徹底する。
以上が今日の交通事故からの学びです。
記事は毎日更新を目指します。明日の安全運転に役立てていただけると幸いです。

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