自分に適した自動車教習所を探しましょう
自動車教習所を卒業し、運転免許試験に合格すると、どこの教習所を卒業しても共通の価値を手に入れることができます。運転免許証です。
しかし全国には1300校以上の自動車教習所があり、教習所によって接遇やサービスが異なります。料金も異なります。
近所に複数の教習所があって、どこに通おうか迷ったとき、何を基準に選べばよいのでしょうか?「どうせ得られる価値が同じなら、少しでも安く免許をとりたい!!」と考える人がいても不自然ではありません。
この記事では、皆さんが教習所に通い始めてから後悔しないように、最適な教習所の選び方についてお話したいと思います。
高くてもサービスの良い教習所を選びましょう
安い教習所は危険です。安さには理由がありますし、仕組み上さけられない不便さがあります。
①卒業まで時間がかかる
自動車教習所は、お客様が支払う教習料金によって運営されている一般企業です。教習料金が安いということは、客単価が安く、たくさんのお客様(教習生)を入学させる必要があります。
すると教習指導員の数に対して教習生の数が過度に多い状態になりやすく、予約がなかなか取れず、なかなか教習が進まない状態になります。
教習料金は入学する際に支払います。自動車教習所としては、入学させたら勝ちなので、安い教習所ほど入学したものの、なかなか卒業できないという事態に陥りやすいです。
教習所に足を運ぶまえに、電話で「卒業までにかかる大まかな期間」を質問しましょう。1か月以内に卒業できる教習所はかなり良心的です。
短くても半年以上はかかるようであれば、避けるほうが良いといえます。
②施設が充実していない
教習料金を元手に、すべての施設を管理しています。当然教習料金が安いということは、施設に投資できる金額も限られるため、トイレや待合室の環境もそれ相応のレベルになることは覚悟しましょう。
また、建物の施設だけでなく教習車にかけるお金や衛生管理にかけるお金も当然教習料金から捻出されています。
教習料金が安いということは、教習所の建物や教習車の環境にそれなりの影響が出ます。
③教習の質が悪い
教習車の管理に加え、教習指導員の雇用への投資や、教習指導員の給与も当然教習料金から捻出されています。
教習料金が安いということは、たくさんの指導員を雇うことができません。指導員の数が少なくなりがちです。そして指導員の待遇が低水準になります。
指導員の仕事に対するモチベーションが低くなります。ただたくさんの教習生を卒業させるためだけに働くというマインドに陥りがちで、質の高い教習を受けられない可能性があります。
コメント