2025.11.18
こんにちは、GT-Ryoです。神戸市内の自動車教習所で教習指導員及び技能検定員をしています。
起こった交通事故を整理し、その中から私たちが学べることをお伝えするシリーズです。
更新できない日もあるかもしれませんが、できるだけ毎日更新を目指します。
交通事故は他人事ではありません。この記事が、あなたの日々の安全運転のために役立つことを願っています。
今日の交通事故まとめ
以下は、今日ニュースで報道された交通事故についての“まとめ”と考察です🤔
🚗 事故一覧
- 岐阜市：路線バスがガードレール衝突、女性1人搬送。
- 長崎市：軽乗用車横転、運転男性に大きなけがなし。
- 水戸市：3歳女児が車にはねられ死亡、運転は教習所社長。
- 佐賀・嬉野：70代女性にはねられ骨折、運転男が救護せず逃走。
- 福岡：70代女性が車にはねられた件が後に判明、48歳男逮捕。
- 京都市：踏切で男性がはねられ死亡、遮断機をくぐった可能性。
- 水戸市：3歳女児が青信号横断中にはねられ死亡。
- 霧島市：国道10号で乗用車同士の事故、全面通行止。
- 茨城：3歳女児死亡の交通事故（共同通信報）。
- 香川・多度津：追跡中のパトカーが住宅塀に接触、けが人なし。
- 横浜：乗用車が信号機に衝突、女性運転手が死亡。
- 鹿児島・姶良：75歳女性の車が踏切遮断機に衝突、JR一時運休。
- 神奈川：逆走車が後続車に衝突、31歳男性大けが。
- 群馬・太田：小学生が軽乗用車にはねられ重傷。
- 熊本：正面衝突死亡事故の裁判判決。
- 和歌山：消防本部職員ら2名が自転車酒気帯びで検挙。
- 大阪・阿倍野：男性死亡のひき逃げ、トラック運転手逮捕。
- 滋賀・甲賀：軽トラックが道路看板に衝突し男性死亡。
- 茨城：教習所社長が3歳児をはねた疑い（共同）。
- 熊本：国道57号逆走死亡事故の判決。
- 岐阜市：路線バスがガードレール衝突（別媒体）。
- 東京：自転車職員の酒気帯び運転で書類送検。
- 大阪：逆走した消防職員が2台と衝突。
- 世田谷：10歳男児自転車と乗用車が衝突。
- 水戸市：女児が車にはねられ重体。
- 新潟：自転車ひき逃げ、48歳男逮捕。
- 新宿：乗用車とタクシー衝突、3人けが。
- 水戸市：3歳児が車にはねられ意識不明。
- 福井市：20代女性重傷のひき逃げ、69歳男送検。
- 長野：59歳男性が自転車ひき逃げ被害、41歳男逮捕。
- 山梨：女子学生の原付が車と衝突し重体。
- 新潟：北陸道で乗用車単独事故で通行止め。
- 新潟：自転車と車衝突、運転手が救護せず逃走。
- 沖縄：自称米軍属が酒気帯び運転で逮捕。
- 滋賀：軽トラが鉄柱に衝突、63歳男性死亡。
- 長野・石巻：信号なし交差点で出合い頭衝突、80代女性重傷。
- 長野：横断歩道で79歳女性がはねられ頭にけが。
- 長野・塩尻：86歳運転車が87歳女性をはね大けが。
- 北海道：アイスバーンで正面衝突、77歳女性死亡。
- 九州道：歩行者が大型トラックにはねられ死亡。
- 鹿児島：バイクが軽乗用車に衝突後逃走。
- 新潟・見附：バスやトラック含む3台追突、男性軽傷。
- 小樽：高齢女性が車にはねられ重体。
- 秋田：国道7号で車とクマが衝突、けがなし。
- 佐賀：暴走ミニバイクが先回りしたパトカーと衝突。
- 大阪：26歳男性死亡ひき逃げで54歳男逮捕。
- 倉敷：国道2号で車横転し1人搬送。
- 兵庫：75歳男が酒気帯び運転で逮捕。
- 兵庫：男子高校生へのひき逃げで31歳男逮捕。
- 福島：山林からクマ飛び出し車と衝突。
- 岡山：山陽道で大型トラックと軽乗用車が事故。
- 山口：萩市で車横転、20代女性大けが。
- 山口：軽乗用車が中央分離帯越えて横転、女性重傷。
- 長野・小諸：60歳公務員の車が歩行者はね現行犯逮捕。
- 宮城・石巻：出合い頭衝突で80代女性会話困難。
- 福岡：無免許・飲酒運転事故で25歳男逮捕。
- 北海道：高齢女性が国道横断中にはねられ意識不明。
- 大阪：トラック運転手が男性死亡ひき逃げで逮捕。
- 奄美：バックで国道に出た車が接触、運転手酒気帯び。
📊 事故の分類と統計
- 歩行者事故：18件
- 出合い頭：9件
- 追突・接触：7件
- 逆走・誤操作：6件
- バイク関連：6件
- 酒気帯び・飲酒：10件
- 横転・単独事故：7件
- バス・大型車関連：5件
- 動物（クマなど）：3件
- 踏切事故：2件
✨ 今日の学び
⚠️ 歩行者の見落としを「必ず止まる姿勢」で減らす
横断歩道付近での事故が多く見られ、特に高齢者や子どもは動作がゆっくりなため接近に気づきにくいことがあります。ドライバーは「歩行者がいれば確実に止まる」ことを基本にし、早めの減速と視線移動を徹底するだけで事故の多くは防げます。夜間や雨の日は歩行者の影が見えにくくなるため、速度を落としてライトを適切に使うことも重要です。
👀 交差点は“止まってから見る”で出合い頭を防ぐ
信号のない交差点での出合い頭衝突は、わずかな確認不足が原因となることが多いです。特に住宅街や見通しの悪い道では、完全に停止して左右の奥をゆっくり確認することが効果的です。速度を落とすだけでは死角の歩行者やバイクを見逃すことがあります。夕方は影が伸びて錯覚が起きやすいため、普段よりも丁寧な確認が事故防止につながります。
🌙 夜間はライトと速度で「発見の遅れ」を埋める
夜間の事故は「見えない」ことが大きな要因になります。ライトの早め点灯やハイビームとロービームの適切な使い分けで、歩行者や障害物の発見距離を大きく伸ばすことができます。また、暗い場所では自分の速度感が鈍るため、制限速度より少し抑えて走ると安全余裕が生まれます。カーブでは特に減速し、対向車線にはみ出さない走行を心がけましょう。
👴 高齢者ドライバーは“操作の余裕”を最優先に
高齢運転者による誤操作や横断歩道上での事故が目立ち、反応速度や視野の変化が影響していると考えられます。車両の設定を見直し、シート位置やミラー調整を丁寧に行うだけでも操作の安定性が高まります。駐車場や狭い道では、アクセルをすぐ踏まない習慣をつけると誤発進を防ぎやすくなります。焦らず余裕ある運転が被害の拡大を防ぎます。
⛔ 飲酒・疲労・焦りは運転判断を確実に鈍らせる
飲酒や疲れがある状態では、距離感や反応が遅れ事故が起きやすくなります。「少しなら大丈夫」という油断が追突や歩行者事故を招くため、運転前に体調を確認し不安があれば運転を控える判断が求められます。特に早朝や深夜は眠気が強くなるため、こまめな休憩と水分補給が有効です。運転は集中力を使う行為であり、無理を避ける姿勢が事故防止につながります。
📝 明日やるべき安全運転
- 👀 横断歩道の手前では必ず減速して歩行者を探す。
- 🚫 交差点では完全停止し左右奥までしっかり確認する。
- 🌙 夜間は早め点灯し暗い道では速度をいつもより抑える。
- 👴 狭い場所でアクセルを急に踏まない習慣を徹底する。
- 📢 体調や眠気がある日は運転を控え無理をしない。
以上が今日の交通事故からの学びです。
記事は毎日更新を目指します。明日の安全運転に役立てていただけると幸いです。
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