2025.11.04
こんにちは、GT-Ryoです。神戸市内の自動車教習所で教習指導員及び技能検定員をしています。
起こった交通事故を整理し、その中から私たちが学べることをお伝えするシリーズです。
更新できない日もあるかもしれませんが、できるだけ毎日更新を目指します。
交通事故は他人事ではありません。この記事が、あなたの日々の安全運転のために役立つことを願っています。
今日の交通事故まとめ
以下は、今日ニュースで報道された交通事故についての“まとめ”と考察です🤔
🚗 事故一覧
- 静岡・掛川市：県道交差点で乗用車同士が衝突、60代夫婦が死亡。右折時に直進車とぶつかった可能性。
- 札幌・手稲区：直線道路で80代女性が軽自動車にはねられ重傷。付近に大型スーパー。
- 石川・白山市：軽自動車とクマが衝突。けが人なし。
- 北海道北広島市：大型トラックの左後輪2本が脱落し、駐車車両に衝突。けが人なし。
- 兵庫・加古川市：国道250号で14台が絡む多重事故。70代男性が死亡、子ども含む17人が重軽傷。
- 岩手・北上市：大型クレーン車が住宅に衝突し屋根を突き破る。住民にけがなし。
- 阪神高速湾岸線：停車中の2tトラックにキャリアカーが追突。2人搬送。運転手が「よそ見していた」と供述。
- 茨城・坂東市：フォークリフトにはねられた79歳男性が死亡。
- 宮城・岩沼市：トラックなど3台が衝突し50代男性死亡。
- 茨城・鉾田市：信号待ちの軽トラックに大型トラック追突。4台絡み男性重傷。
- 福島市：自転車の男子高校生（16）が車にはねられ死亡。横断歩道を渡っていた。
- 山形・米沢市：下校中の児童集団に車が突っ込み複数負傷。運転の高齢者を現行犯逮捕。
- 北海道・札幌市すすきの交差点：トレーラーが歩行者をはね女性死亡。左折時の巻き込みか。
- 千葉市中央区：オートバイが転倒し中央分離帯に衝突、男性死亡。
- 広島市：分離帯を越えた車が対向車線に進入し衝突。男性が意識不明。
- 愛知・豊橋市：軽自動車と原付バイクが衝突し男性死亡。運転手に飲酒の疑い。
- 秋田・湯沢市：国道13号で車とクマが衝突。運転手にけがなし。
- 京都・宇治市：ミニバイクが電柱に衝突し55歳男性死亡。
- 沖縄・石垣市：軽貨物車に追突され押し出された車が電柱に衝突。2人重傷。
- 兵庫・加古川市：男性運転の軽乗用車がガードレール衝突。妻死亡。
📊 事故の分類と統計
- 出合い頭・右折衝突：2件
- 追突事故：3件
- 歩行者・自転車関連：4件
- 多重事故：2件
- 飲酒・酒気帯び：2件
- 動物との衝突：2件
- バイク・単独：2件
- 大型車・特殊車両：3件
- 住宅・施設突入：1件
✨ 今日の学び
⚠️ 右折時の「確認」は一瞬の油断が命取りに
交差点での右折事故は、対向車の速度を見誤ったり、早く曲がろうと焦ることで起きます。右折前には「対向車の動き」と「歩行者の有無」を確実に確認しましょう。特に黄信号での右折は危険です。焦らず停止し、後続にも合図を出して安全を優先する姿勢が大切です。
🌙 高齢者の運転には「早めの決断」と家族の支えを
高齢ドライバーによる突入・逆走事故が相次いでいます。判断や視野が衰える前に、家族で運転の継続について話し合うことが重要です。免許返納だけでなく、買い物代行や地域交通の利用支援を整えるなど、安心して移動できる環境づくりを周囲で支えましょう。
👴 歩行者も「横断歩道のない場所」での油断に注意
横断歩道のない直線道路では、車が速度を落とさず接近してくるため、歩行者の被害が増えています。渡るときは「左右の確認」「運転手との目線合わせ」を徹底し、夜間は明るい服装や反射材を使用しましょう。運転側も歩行者を常に想定した減速が欠かせません。
👀 大型車の巻き込みは「見えない角度」を意識
トレーラーや大型トラックは、左折時に死角が大きく、歩行者や自転車が巻き込まれる危険があります。歩行者は大型車の動きが止まるまで近づかず、運転手は左ミラーと後方カメラを活用して安全を確認。小さな油断が大きな事故に繋がることを忘れずに。
⛔ 飲酒運転は「判断の麻痺」が最大の敵
飲酒運転は「少しなら大丈夫」という油断から始まります。アルコールは集中力や判断力を確実に鈍らせ、ブレーキの遅れや車線逸脱を招きます。飲酒後は必ず運転を控え、代行や公共交通を利用すること。運転前日の飲酒でも残留アルコールに注意が必要です。
📝 明日やるべき安全運転
- 🚦 右折時は焦らず、対向車と歩行者を確実に確認する。
- 👵 高齢の家族と運転の継続について話し合う。
- 🚶 夜間は明るい服装と反射材で安全を確保する。
- 🚛 大型車の左折時は死角に入らず距離を取る。
- 🍶 飲酒したら必ず代行・公共交通を利用する。
以上が今日の交通事故からの学びです。
記事は毎日更新を目指します。明日の安全運転に役立てていただけると幸いです。
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