【2025年3月19日(月)】交通事故まとめ〜明日への学び〜

交通事故まとめ〜明日への学び〜

2025.03.19

こんにちは、GT-Ryoです。神戸市内の自動車教習所で教習指導員及び技能検定員をしています。
今日起こった交通事故を整理し、その中から私たちが学べることをお伝えするシリーズです。

更新できない日もあるかもしれませんが、できるだけ毎日更新を目指します。

交通事故は他人事ではありません。この記事が、あなたの日々の安全運転のために役立つことを願っています。


今日の交通事故まとめ

以下は、今日報道された主な交通事故の事例です。

  • 東京外環道・・・トラック4台と乗用車1台が衝突し、5人負傷(命に別条なし)。
  • 京都市役所前の交差点・・・乗用車がミニバイクと衝突し、乗用車が逃走(ひき逃げ)。
  • 札幌市の片側3車線の道路・・・ライトバンが道路補修工事中の作業員4人をはね、3人が重傷。
  • 長野県長野市・・・軽乗用車が前を走っていた車に追突し、運転していた74歳男性が死亡。
  • 香川県観音寺市・・・軽トラックがブロック塀に衝突し、運転していた男性が死亡。
  • 札幌市中央区の交差点・・・横断歩道を渡っていた女性が左折車にはねられ、病院に搬送。
  • 高知県南国市の県道・・・軽乗用車が街路樹に衝突し、運転していた52歳男性が死亡。
  • 鹿児島県志布志市・・・軽トラックとダンプカーが衝突し、69歳男性が意識不明の重体(路面凍結が原因)。
  • 新潟県上越市の国道・・・大型トラックと軽トラックが衝突し、軽トラックの67歳女性が死亡(路面凍結が原因)。
  • 三重県伊賀市の国道・・・歩行者の29歳女性がトラックにはねられ死亡。
  • 埼玉県の交差点・・・信号のある横断歩道で男性が車にはねられ死亡(運転手は信号機に気を取られ歩行者を見落としたと供述)。
  • 岐阜県・・・走行中のトラックのタイヤが外れ、歩行者2人に衝突。60代女性が意識不明の重体。
  • 三重県鈴鹿市・・・右折のクレーン車と直進の乗用車が衝突し、18歳の会社員男性が重体。
  • 愛知県阿久比町の踏切・・・男子高校生が列車にはねられ死亡。
  • 東京都東名高速道路・・・トラックが壁にぶつかる事故が発生し、さらに別の事故も発生し計3台が関与。
  • 北海道帯広市・・・軽乗用車が対向車線にはみ出し、小中学生14人が乗ったスクールバスと正面衝突。軽乗用車の運転手(20代女性)が軽傷。
  • 岐阜県土岐市・・・80歳男性が運転する車が壁に衝突し、助手席の妻が死亡(シートベルト未着用)。

事故の分類と統計

  • 追突事故:1件
  • ひき逃げ:1件
  • 歩行者との接触:3件
  • 交差点での衝突:2件
  • 路面凍結による事故:2件
  • 工事現場での事故:1件
  • 高速道路での事故:2件
  • 電車との接触事故:1件
  • その他(壁への衝突、タイヤ外れなど):3件

明日への学び(安全対策)

1. 交差点では「確認+一呼吸」を意識しよう

交差点では、青信号でも即座に発進せず、一呼吸おいて周囲を確認することが重要です。特に右左折時は、横断歩道や自転車の有無を慎重に確認しましょう。巻き込み事故を防ぐため、ミラーや目視で死角をチェックする習慣をつけることが大切です。また、対向車の動きにも注意し、無理な右折は避けるようにしましょう。「急がば回れ」の意識で、安全第一の運転を心がけてください。

2. 冬場の路面凍結は「気温0度以上」でも注意!

路面凍結は気温が氷点下でなくても発生することがあります。特に橋の上やトンネルの出入口、日陰のカーブは凍結しやすく危険です。スリップを防ぐためには、急発進・急ブレーキ・急ハンドルを避け、スピードを抑えた走行を心がけましょう。冬場はスタッドレスタイヤやチェーンの装着を早めに検討し、万が一の備えとして滑りやすい場所を把握しておくことが重要です。

3. 車の点検は「タイヤのナット」までしっかりと

走行中のトラックのタイヤが外れ、歩行者に直撃する事故が発生しました。これはトラックだけでなく、一般の乗用車でも起こり得る危険です。タイヤのナットが緩んでいないか、走行前に点検する習慣をつけましょう。また、タイヤの溝がすり減っていないか、空気圧が適正かも確認が必要です。日常点検を怠らず、長距離運転の前には特に入念にチェックを行いましょう。

4. 工事現場付近では「いつも以上にスピードダウン」

工事現場では作業員が動き回っているため、急に飛び出してくることがあります。特に夜間や雨天時は視界が悪くなり、事故のリスクが高まります。工事区域に近づいたら早めに減速し、車線変更や急なハンドル操作を避けることが大切です。また、工事の看板や標識に注意し、片側通行や徐行区間をしっかり守りましょう。「急ぐより、安全」を最優先にしてください。

5. 歩行者も「渡る前にアイコンタクト」で身を守る

信号のある横断歩道でも、車が必ず止まるとは限りません。ドライバーが気づいていない場合もあるため、歩行者側も自衛の意識を持つことが重要です。渡る前に車の運転手と目を合わせ、しっかり停止を確認してから横断しましょう。また、夜間や雨の日は視認性が下がるため、明るい服装や反射材を活用するのも有効です。「渡る前に確認」を徹底し、事故を未然に防ぎましょう。

以上が今日の交通事故からの学びです。
記事は毎日更新を目指します。明日の安全運転に役立てていただけると幸いです。

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