殴り書き読書レポート:初めてのLGBT入門

著者:清水展人

LGBTQIAXの解説

  1. L(レズビアン):女性同性愛者。
  2. G(ゲイ):男性同性愛者。
  3. B(バイセクシャル):両性愛者。
  4. T(トランスジェンダー):出生時に割り当てられた性別と、性認が異なる。
  5. Q(クエスチョンクィア):性自認が男か女かゆれ動く人。
  6. I(インターセックス):医学的に、身体的特徴が判断しづらい人。
  7. A(アセクシャル):他者に対して恋愛感情や性的欲求を抱かない人。
  8. X(エックスジェンダー):性自認が男でも女でもない人。

トランスジェンダーの種類

  1. トランスセクシャル:性的適合手術や、性別の変更を望む。
  2. トランスヴェスタイト:性別変更は望まない。外見や服装を変えることで、幸せに生きられる。
  3. トランスジェンダー:特に医療等を必要としない。

SOGIとは

  • So(性的指向):恋愛対象が同性か、異性か。
  • GI(性自認):自分自身の性をどう感じているか。

ダイバーシティ&インクルージョン

  • ダイバーシティ:多様性や、人と人との違い。年齢、人種、信仰など。
  • インクルージョン:1人1人の違いを認め、尊重し、聞き入れること。これにより、強固な共生社会を目指す。

結婚や家族に関する法的扱い

  • 性同一性障害と認められれば、性別を変更できる。
  • 性同一性障害の人が、第3者の精子提供により子どもができた場合、その夫婦間の子として認められる。
  • 同性婚は日本で認められていない。G7の中で日本が唯一。
  • 性別を変える手術をして、戸籍上異性となれば、結婚が可能。
  • パートナーシップ証明で「結婚に相当する関係」と証明できる。
  • 学校における性教育は、身体的性別だけでなく、心の性、好きになる性、表現する性についての教育が求められる。

感想

性自認や性的指向の多様性を知ることは重要だと感じた。10人に1人は性の問題で悩んでいると言われ、男らしさや女らしさに固執することで、誰かが傷ついてしまう。
思春期の子供たちは独特の同調圧力の中で生きており、教師や親が正しい知識をもってサポートすることが求められるなと思う。私も2人の子どもがいるので、我が子とその友達などへの配慮について考えさせられる内容だった。

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